ごあいさつ
2026年6月から当院へ赴任し、全く脳血管内治療をしていなかった香芝高清会病院で、脳血管内治療を立ち上げました。新たな環境で、本来の患者さんのための脳血管内治療をみなさんと共に一から始めていきたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。
脳血管内治療は、開頭手術、直達手術の困難な脳動脈瘤、脳動静脈奇形、脳脊髄動静脈瘻などに対して始められました。負担が少ない治療であることから、治療可能な疾患が増加しています。しかし、血管内治療は直接血管をみるわけではなく、画像を見ながらおこなうため、正確な画像診断が必須です。脳疾患は特に早期に対応が必要であり、緊急対応も行っています。
特徴
- 高度な画像診断(MRI・CT・脳血管造影装置)による迅速な検査体制
病院建て替えと同時に、MRIやマルチスライスCTに加え最新の脳血管造影装置を導入し、脳の状態を精密に検査、早期に治療できる体制を整えています。また、私は画像診断を専門としており、常に正確・迅速な画像診断に基づいた治療を行うように心がけています。 - 急性期からのリハビリテーション連携
脳の病気においては、早期にリハビリを開始することが機能回復において重要と言われており、リハビリテーション科と連携し、身体機能や言語機能の回復を目指し、速やかにプログラムを開始できる体制を構築しています。 - 脳卒中や全身疾患の予防と再発防止に向けた全身管理
脳卒中の背景には、高血圧や糖尿病といった生活習慣病が深く関わっており、下肢閉塞性動脈硬化症や冠動脈疾患の合併が多いと言われています。全身の血管性病変の精査を行い冠動脈疾患が認められれば循環器内科へ紹介、下肢閉塞性動脈硬化症は、カテーテル治療が可能な病変は当科で加療を行い、外科的な加療が必要な場合は心臓血管外科へ紹介、高血圧・糖尿病・高脂血症といった内科的加療も内科と連携する体制を構築しています。
診療内容
脳血管障害(脳梗塞やくも膜下出血など)をはじめ、頭痛、めまい、しびれといった日常的な症状まで幅広く診療しています。 診察では、画像診断の結果を分かりやすく説明し、手術が必要なケースだけでなく、内科的な薬物療法や経過観察を含め、患者様の日常生活の質(QOL)を最優先に考えた治療方針を決定します。また下肢閉塞性動脈硬化症の精査、内科的治療に基づいたカテーテル治療を行い、術後管理、外来での加療と一貫した診療を行っています。
主な症状・疾患
このような症状の方はご相談ください
- 突然の激しい頭痛、または長引く頭痛
- 手足に力が入らない、片側のしびれ
- ろれつが回らない、言葉が出てこない
- 顔の半分が動きにくい、歪んでいる
- めまい、ふらつき、まっすぐ歩けない
- 物が二重に見える
- 歩行時のふくらはぎの疼痛
- 安静時の足趾・ふくらはぎの疼痛
- 足趾の壊死
対象とする主な疾患
- 血管障害:急性期脳梗塞(急性期主幹動脈閉塞に対する緊急血栓回収療法など)、
くも膜下出血、破裂・未破裂脳動脈瘤、破裂・未破裂脳動静脈奇形、
頚動脈狭窄症、鎖骨下動脈狭窄・閉塞、椎骨動脈狭窄、
頭蓋内動脈狭窄・閉塞、下肢閉塞性動脈硬化症など - その他: 内臓動脈瘤、肺動静脈奇形など

最新の脳血管造影装置
みょうちん かおる
明珍 薫
| 役職 | 部長 |
|---|---|
| 資格 | 日本脳神経血管内治療学会指導医 日本放射線学会放射線科専門医 日本放射線学会診断専門医 日本IVR学会指導医・専門医 日本脳卒中学会認定脳卒中専門医 医学博士 |
| 専門分野 | 放射線科 |
外来担当医表
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明珍 薫 (午前) |






