人工関節外来

ごあいさつ

「階段の上り下りが辛い」「肩が上がらず夜も眠れない」……。 こうした関節の痛みは、日常生活の質(QOL)を大きく低下させる原因となります。

当院の人工関節外来では、膝・股関節、そして肩関節の疾患でお悩みの患者様に対し、最新の知見に基づいた専門的な治療を提供しています。私たちは、単に「痛みを取る」ことだけを目的とはしていません。患者様が再びご自身の足で歩き、自由に腕を動かし、「自分らしい生活」を取り戻すためのパートナーでありたいと考えています。

概要

人工関節外来では、加齢や怪我によって変形・損傷した関節を、生体適合性の高い人工関節に置き換える手術(人工関節置換術)を中心に、保存療法から術後のリハビリまで一貫してサポートします。

対象となる主な部位と疾患は以下の通りです。

  • 膝関節: 変形性膝関節症、関節リウマチなど
  • 股関節: 変形性股関節症、大腿骨頭壊死症など
  • 肩関節: 変形性肩関節症、広範囲腱板断裂(リバース型人工肩関節)など

特徴

膝・股・肩の「トリプル・スペシャリスト」体制

多くの病院では膝と股関節に特化していますが、当院では肩関節の人工関節手術にも対応しています。肩の痛みを「年齢のせい」と諦めていた方にも、最適な選択肢をご提案いたします。

身体への負担を抑えた低侵襲手術(MIS

筋肉を可能な限り切らずに温存する低侵襲手術を積極的に採用しています。

  • 早期離床: 手術当日から翌日には歩行訓練を開始できます。
  • 痛みの軽減: 組織へのダメージを最小限に抑え、術後の回復を早めます。

チーム医療による包括的サポート

医師だけでなく、看護師、理学療法士、医療ソーシャルワーカーが連携する「チーム医療」を徹底しています。

  • リハビリテーション: 手術前からリハビリを開始し、筋力低下を防ぎます。
  • 地域連携: 退院後も安心して生活できるよう、近隣のクリニックやケアマネジャーとの情報共有を密に行います。

安全性を追求した術前シミュレーション

3D-CTを用いた術前計画ソフトを導入し、患者様お一人おひとりの骨の形に合わせた、最適なサイズと設置位置をミリ単位でシミュレーションします。これにより、合併症のリスクを低減し、人工関節の長期耐用性を追求しています。

ふじい ただし

藤井 唯誌

役職 副院長
資格 日本整形外科学会専門医 人工関節学会認定医 運動器リハビリテ-ション認定医 リウマチ認定医
専門分野 人工膝関節

せこ むねひと

世古 宗仁

役職 部長
資格 日本整形外科学会所属
専門分野 人工股関節

なかむら さとし

中村 智

資格 日本整形外科学会専門医 日本スポ-ツ協会認定スポ-ツドクタ-
専門分野 人工肩関節

過去5年間 人口関節置換術実績

膝関節 股関節 その他
(足・肘・肩)
2021年 298 81 8 387
2022年 259 104 11 374
2023年 295 115 7 417
2024年 292 129 20 441
2025年 244 122 17 383
過去5年間 1388 551 63 2002