【肩の痛みの原因にはどのようなものがありますか?】
肩は「四十肩」「五十肩」という言葉があるように、年齢を重ねると多くの人が痛みを経験する部位です。
単なる疲れや軽い炎症であれば、数週間から1ヶ月ほどで自然に良くなることも多いため、少し様子を見ても大丈夫な場合があります。しかし、「痛みが強い」「なかなか痛みが引かない」という場合は、放置せずに一度診察を受け、正しい原因を知ることが大切です。
代表的な肩の痛みの原因には、以下のようなものがあります。
1.肩の「関節」に問題がある場合
・肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)
肩の関節まわりに炎症が起きる状態で、最もよく見られる原因です。特に関節を包む袋に
強い炎症が起き、肩が上がらなくなる状態を「五十肩」や「凍結肩」と呼びます。
・肩インピンジメント症候群
腕を上げ下げしたり、ひねったりしたときに、肩の中で組織がぶつかり合って痛みや
引っかかりを感じる状態です。
・変形性肩関節症
クッションの役割をしている軟骨がすり減ったり、過去の骨折の変形などが原因で痛みが
でる状態です。
2.肩の「筋肉や腱(すじ)」に問題がある場合
・腱板(けんばん)損傷
肩を動かすインナーマッスル(腱)が傷ついたり、骨から剥がれたりする状態です。
完全に切れて(断裂して)しまった場合は自然に治ることが難しく、手術が必要になる
こともあります。
・石灰沈着性腱炎(せっかいちんちゃくせいけんえん)
肩のすじにカルシウムの塊がたまり、急激な強い炎症を引き起こします。40代以降の女性
に多く見られます。多くは注射やお薬で良くなりますが、まれに手術が必要な場合もあります。
その他の原因
このほかにも、筋肉のコリや血行不良による「肩こり」、首の神経のトラブルからくる痛みなど、原因はさまざまです。
「いつもの肩こりだろう」「放っておけば治るはず」と思わずに、痛みが気になる方は、ぜひお気軽に当院までご相談ください。






